1年前に病気を患い、1か月半ほど入院生活をすることになりました・・・
自分の人生を考える大きなきっかけになる経験だったので紹介します。
上司からの電話で眠っていたハングリー精神MAXに
私が入院して、24時間点滴を受けている時に上司から電話があり、今でも忘れられないことを言われました。
上司 「歩けるのに退院できないってどうゆうこと?!」
「退院時期がわからないってどうゆうこと?!困るんだよね!」
病人を労わることもなく、上司の主張だけ一方的に言われ
私は、電話を切った後ベッドのシーツを握りしめ、涙を流しました。
身体も弱っていたし、コロナ渦の為、病棟は隔離され家族とも会えない状況で、本当に辛くて精神的に落ち込みました。
会社を辞めたくても金銭的に辞められない現状
自分以外の誰かに人生を握られている感覚
を感じ、同時に強い怒りがわいてきて
「誰にも縛られたくない!絶対にすぐにこんな会社辞めてやる!」
資産運用だけで目標額に達するまで十数年も待っていられない・・・
怒りでものすごいエネルギーが湧いてくるのを感じました。
入院生活で猛烈に読書
今すぐ仕事を辞めるにはどうすればいいか、色々考えましたが自分で何かをはじめなければならないと思い、
入院生活は時間だけはあったので色々な本を読んで知識を得ることができました。
最初に思い浮かんだのは「大家になる」でした。
ボロ戸建て物件をリフォームして大家になる (案)
そのきっかけになった本はこれ
『空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法』
この本の内容をめちゃくちゃ簡単に言うと、激安のボロ戸建てを購入して、できる限り低コストでリフォームして賃貸経営しましょうと書かれていました。(まさに題名のままですが)
この本の最大のポイントは、少ない初期費用で大家になれることでしょう。
初期費用を抑えることで、その地域の最安値の賃料で物件を提供したとしても、ある程度の高利回りが確保できるのです。
しかし、物件を見てリフォームにいくらかかるのか目利きできなければならないし、耐震強度など築古物件を購入する上で注意しなければならない点は多々あります(この本で解説してくれています)
私は入院中のベッドの中でネットにでている中古ボロ物件情報を読み漁り、気づいたら何時間もたっていました。
妻が泣く
中古ボロ物件の相場は大体100万円~300万円で、不動産とは思えないくらい安い価格でビックリ。
我が家は、常に現金資産を300万円ほど用意していたので、ちょうど買える額だったのです。
私は病室から鼻息を荒くして妻に電話して
私は一方的に「早く退職したいからボロ戸建て投資始めるから!」
妻「じゃあ貯金使うってことは来年行く約束してた旅行に行けないってこと?」
私「早く自由になるためだからその位我慢しないとダメでしょ!」
妻「グスンッグスンッ ;つД`)」
私の心の中(泣いてる・・・でもここは心を鬼にして・・・)
私「そうゆうことだから退院したら大家になるから!よろしく!」
という感じで電話を切ってしまいました。
今思うと本当に身勝手な行動で本当に反省しています。
電話を終え病室で少し冷静になってから、妻を泣かせてしまったことを考えました。
妻はいつも私がやりたいと思ったことを文句も言わず信じてついてきてくれています。
そんな大切な妻を悲しませて、我慢を強いてまでやる意味はあるのだろうか・・・
私は自分のことしか考えていなかったことに気が付き、今はこの投資は家族にとって最善ではないと判断しました。
もっと元手が少なくて大家になる方法はないだろうか
もっと元手がいらないビジネスはないかな?と考えていた時に出合った本がこちら
『一生お金に困らない山投資の始め方』
この本の著者は、全国の不動産屋に電話をかけまくり、山林を持っているけど手放したい地主に接触して0円で買い取っていきます。
その土地に電柱や鉄塔がある場合には電力会社から土地使用料が支払われ、一つ一つの電柱使用料は少なくても、広大な土地を所有している著者は電力会社から多額の安定収入が入ってくるというものでした。
著者はプリウスで日本全国の土地に足を運び(全部下道で)、無駄なお金は1円たりとも払いたくないという超どケチな人間です。
色々と極端なところはあるのかもしれないけど、見習うところがいっぱいある方だと思います。
私はこんなやり方があったのか!
と驚くのと同時に著者の並外れた行動力に強い影響を受けました。
山林物件という選択肢
俺も山買うか・・・
この本を読んだ後私は完全に山を買うことしか頭にありませんでした。
次号は私が山林物件を購入するまでの流れを書いていきたいと思います。
参考になれば幸いです。。。
コメント