30代妻子持ちサラリーマン山を買う①

山林開拓

私は前号の経緯で山を買うという選択肢を知りました。

山を買ってどうするのか?どうやって買っていくのか?を紹介したいと思います!

山を買ってどう活用する?

私が参考にした書籍『一生お金に困らない山投資の始め方』には、土地に電柱や鉄塔が建っていれば、電力会社から土地使用料が支払われ不労所得が得られることや、山には色々な活用法があるということが紹介されていました。

私はもともとキャンプやアウトドアが好き自然に恵まれた広い土地は、それだけで価値があると思っていました。

しかしどうやってその土地からお金を生み出すのかは考えものです。

そこで私のちんけな脳みそで考えついたのが以下の通りです。

  • 何か作物を育てる
  • ソーラー発電
  • キャンプ場を開く
  • 日本ミツバチの養蜂  

私はサラリーマンなので、できる限り手間がかからない方法、そして初期費用をできるだけ抑えたもの・・・

山を買って養蜂をして副収入を得るという選択

色々と山の活用法を調べていくうちに「日本ミツバチの養蜂ならできるんじゃないか?」と思ってきたのです。

今回参考にした書籍はこちら『だれでも飼える日本ミツバチ

山の活用に日本ミツバチの養蜂を選んだ理由は以下の通り。

  • 日本ミツバチのハチミツは希少で高値で取引されている
  • 初期費用は、巣箱を作る材木代くらい
  • 山の自然環境を活かせる
  • 日本ミツバチの養蜂は月に一度様子を見に行く程度で手間がかからない
  • 大手が参入していない
  • ハチミツを家賃代わりに貰うと考えれば、賃貸の大家さんになった気分になれる
  • 少し前にEBAY輸出をしていた時、生産者は強いなとつくづく感じていて、自分で何かを生産してみたかった。

そもそも日本ミツバチとは何?

日本ミツバチとは、日本古来から生息しているミツバチです。

普段私達が食べているハチミツの90パーセント以上は海外から持ち込まれた西洋ミツバチが集めたハチミツです。西洋ミツバチはハチミツをたくさん集められる海外から持ち込まれたミツバチです。

一方日本ミツバチは、年に1度しか収穫できず、収穫できるハチミツの量は少ないですが、1年かけて色々な木や花から蜜を集めてきて、非常に美味しいハチミツが採れます。

私は、両者を食べ比べてみましたが日本ミツバチのハチミツは、全くエグみがなく、口に入れた瞬間に花の香りが口いっぱいに広がり非常に美味しかったです。

まずは山探し

山林はどこで買える?

  • 「山林バンク」や「やまいちば」などの山林専門の取引サイトで物件を見つける
  • 不動産屋に問い合わせて山林を扱っているか問い合わせる
  • 地域の森林組合に問い合わせてみる

山林取引サイトで探す

私はまず山林の取引きサイトにアクセスして色々調べてみましたが、

圧倒的に物件数が少ない

サイトに掲載されている物件数が少なかったので、直接メッセージを送って問い合わせをしてみたのですが、

待てど暮らせど返信がきませんでした。

恐らく私が探していた価格では物件が無かったんだと思います(最大50万円と記載しました)

不動産屋に手当たり次第に電話

続いて私は不動産屋さんに直接電話することにしました。

どこにかけていいかわからなかったのですが、まずグーグルマップで自宅から車で2時間以内の山林がありそうな地域に目星をつけて、その地域の不動産屋に片っ端から電話しました。

私はコミュ障なので最初のほうは電話をかけるのが億劫でしかたなかったです。。。

  私「山林の物件を探しているのですが・・・」

  不動産屋さん「はい?!」(9割の不動産屋さんの第一声はこれでした)

  私「山の中にあるような土地です。木が生えてて川が流れてて・・・」

  不動産屋さん「うちは取り扱いないね~」

約50件ほど不動産屋さんに電話しても物件を見つけることができず諦めかけていた時、

「ありますよ~」

土地との出会い

私は、不動産屋さんの言葉で、やっと山林物件第1号と巡り会えたことに驚きと嬉しさで小躍りしながら電話していました(まだどんな土地なのかもわからないのに)

その土地の広さは約1ヘクタール(サッカーコート1.5面分)もの広さがあり、価格を恐る恐る尋ねると、「土地の値段はこっちもまだ決めてないんですよね~」との回答だった。

しかし、それがどんな土地なのかわからないし実際に見て確かめて交渉して決めていかなければなりません。

すぐに土地を見学させてほしいとお願いをして、実際に見に行くことにしました。

山林物件を購入する際の注意点

  • 現地の確認はすんでいるのか(不法投棄されたゴミが無いか、周囲の環境も併せて確認する)
  • 民家が隣接していないか(こちら側の土地の木が倒れて民家に被害がでると責任問題になる)
  • 境界線は明確か
  • その土地に規制などはあるか(市街化調整区域や保安林など、勝手に建物を建てたり、木を切ったりできない土地がある)
  • ハザードマップなど確認して土砂災害などの恐れはないか
  • その土地は接道しているか

土地を見学

山林物件までは普通自動車が1台通れる位の細い山道を登っていくとたどり着きました。

やっぱり山だけあって土地が広い!!
土地が広すぎて少しビビっている自分がいます。

その土地は緩やか傾斜地で、川も流れていて非常に綺麗なところでした。

隣はキャンプ場で、人の気配が全くないような場所ではなかったので逆に少し安心。。。

しかし、

ここがいい土地なのか悪い土地なのかわからない・・・

事前に本を読んで知識を入れてきましたが、実際に見てみて他の土地と比べられるわけでもないので判断がつきませんでした。

不動産屋さんは「まだ価格も決まってないからね~」と言っていたので、

希望価格を25万円と伝えてその日は帰ることに。

もしこの値段で買えたら破格ですが、言うのはタダなので言うだけ言ってみました。

引き続き他の物件を探しながら気長に返答を待つことにしました。

ここまで読み進めて頂きありがとうございます。

以後次号に続きます。地主さんと価格交渉、他の候補地発見、購入手続きについて紹介していきたいと思います。

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